こんにちは!chanmiです。
離乳食が始まったけれど、毎日準備や片付けがしんどい。
本当は料理が嫌いだけど、子供には手作りの物を食べさせるべき。
こんな思いを抱きながら、毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
今回は、小児科のママさんの工藤紀子さんが書かれた書籍
「小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。」
を参考にしながら、「離乳食は市販品を使って楽をすべき理由」をお話ししていきたいと思います。
この本には、ぽにょすけの離乳食後期に出会ったため、もっと早くに読みたかったと思う内容が満載でした。(何なら、妊娠中くらいに読みたかったです)
ついに離乳食が始まり、日々疲弊されている方の参考になりますと幸いです。
著者の工藤紀子さんってどんな人?
この本を著者である工藤 紀子(くどう のりこ)さんは、
- 小児科専門医・医学博士
- 現在、2児の母
という経歴の持ち主で、都内のクリニックで、年間1万人の子どもを診察しながら、子育て中の家族に育児のアドバイスを行っておられるという、超スーパーママさんです。
大人も子どもも笑顔で元気に過ごすために、「市販の離乳食」に頼る事を強くおすすめされています。
これを知れば、もう手作りの呪縛に悩まなくて済むかもしれません。
「離乳食」がしんどい理由は?【筆者の場合】
まず、私が感じた手作りの離乳食がしんどいと感じる点を「3つ」挙げていきます。
ちなみに、私は家事の中で料理が最も嫌いであるため、主観たっぷりの内容となっておりますがご了承ください。
とにかく気を付ける点や手順が多すぎる
離乳食の本やSNSに挙げられているレシピを見ると、
初期の頃なんて、
- 茹でる
- 裏ごしする
- ブレンダーにかける など
もう面倒くさい工程が山のように書かれています。
普段の料理でも、ズボラな私はこんな事した事がありません。
そしてそこに加えて、
- 与えてはいけないもの
- 調味料の量
- 食材や道具の衛生管理 など
大人の食事以上に気を付けなければいけない事が山のようにある始末。
皆さんよくこれを毎日、毎食されているなぁと感心しておりました。
離乳食の本を本屋さんでチラッと見てみると、
- 主食は〇g、タンパク質は〇g
- 初期はこの野菜を食べさせて、次の週はもう一品増やす など
決まり事が沢山書かれており、完璧主義な性格の私は、「本の通りに進めないと…。」と自分自身を思い詰めてしまいそうでした。
そもそも料理が嫌いで、離乳食作りが億劫
元々、家事の中で料理があまり好きではなく、出来れば全て外食やお惣菜で済ませたい私。
大人のご飯でさえも作るのが億劫なのに、さらに子供の分のご飯まで作らないといけないという地獄。
本当に嫌すぎて、離乳食の時期が来るのがとにかく怖かったです。
しかし、SNSを見ると、きれいな器に盛られた色とりどりに離乳食が並んでいるではありませんか。
たくさんの食材を使って、栄養バランスよく食べさせて…
あぁ、嫌だなぁ。面倒くさいなぁ。でも子供のためにはしょうがないのかなぁ
と日々悶々としていました。
離乳食作りで、さらに自分の時間が削られる
ミルクだけの時も準備に片付けに大変だったのに、さらにそこに離乳食が加わると…
食材を買って、調理して、食べさせて。
要領が悪い私は1日の大半が離乳食作りで終えてしまいそうで、
私自身の余裕がなくなる姿が目に見えていました。
子供が泣いているのに、キッチンに立ち続けている自分自身を想像する毎日です。
「離乳食」は作らない方が上手くいく!?その理由とは?
やっぱり、離乳食を作るのは大変そう…。私には無理。
これだけ見ると、離乳食に関してネガティブなイメージがついてしまいそうですね。
しかし、この工藤さんの本を読む事で、離乳食の時期が少しでも楽になると思います。
この本は、PART1〜5に分かれており、
- PART1 :「心が折れそうです」と泣きだすママたち
- PART2:「離乳食」は作らないほうがうまくいく!
- PART3:子どもに必要な栄養の秘密:鉄と亜鉛とDA
- PART4:買う離乳食の選び方・使い方
- PART5:Q&A
このような内容にて構成されています。
ここでは、私が1番心に残ったPART2で紹介されている、市販の離乳食の利点について、一部ご紹介していきます。
手間も時間もかからず、楽・早い・安全・保存が出来る
離乳食の1番の難点が、準備が大変で、衛生管理が難しいところ。
これが市販品であればどうでしょう。
お店で選んで買ってきた商品の中から選んで、お湯を注ぐ、温めるなどをしてわずか数分で赤ちゃんの口に入ります。
これは楽すぎますね。
そして、パウチのままあげるとさらに洗い物も減り、ストレスも一気に減少します。
これはズボラな私だけのやり方でしょうか?
これならなんとか離乳食の時期を乗り切れそうな気がします。
安全な食材を使用、塩分調整とアレルギーにも配慮
1歳未満の子どもに与えてはいけない食材
例えば、「はちみつ」などがありますよね。
これを知らずに与えてしまった事例が過去にあるそうで、市販の離乳食を使っていればと悔やまれます。
また、塩分の量にも気をつける必要があり、ついつい調味料の入れすぎで、子供が塩分過多になってしまうといったことも、市販の離乳食であれば防げるのです。
また、家庭ではなかなか取り入れられない食材が入っていたりして、かなり助かります。
イライラが激減、みんなの笑顔が増える
離乳食作りに費やす時間や労力が無くなるたけでも、かなり心が楽になります。
子供が食べなかったとしても、自分が作ったものではないため、ストレスも最小限です。
親が笑顔で過ごしていることが、子供の成長にとって良い事ばかり!
- 笑顔で食べると、セロトニンが産生され、消化が促され、栄養の吸収が良くなる
- 子供の気持ちが安定し、セロトニンがメロトニンに変わるため、夜もぐっすり眠れる
親が笑顔で過ごすことの大切さが良く分かります。
この他にもたくさんの利点が書かれていましたし、著者の体験談なども踏まえながら分かりやすく書かれているので、1時間もかからずに読めました。
文字も大きく、イラストも多くて、寝不足の頭には有り難い限りです!
詳しい内容が知りたい方は、せひ本書を手に取って読んでみてくださいね。
先ほども書いたように、この本に出会ったのが離乳食後期だったため、もっと早く読んでいれば、市販の離乳食を買う事に対して罪悪感を抱かずに済んだのに…と後悔しております。
我が家の離乳食のリアルはこの記事に書いていますので、よろしければご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
離乳食を頑張って作らなくてもいい理由がお分かりいただけたでしょうか?
小児科の先生が仰られているのですから、自信を持って、市販の離乳食に頼ってみてください。
自分自身に余裕がある事が、子育てにおいて1番大切で、子供のためになると思っています。
ゆるゆると、楽に育児を楽しみましょう!
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