こんにちは!chanmiです。
実は、「読書が趣味」でその中でも大の漫画好きの私なのですが、
「子供が欲しい」と考えるようになってから「育児真っ只中」の今まで、たくさんの漫画を参考にしてきました。
そのため、夫には内緒で、数十冊以上にもわたり課金をしてきました(笑)
時間がない中でも、サクッと読めて、かつ勉強になる漫画の数々。
その中でも、特に私がオススメする作品を
- 妊活編
- 妊娠・出産編
- 育児編
といったテーマごとにまとめてみました。
そろそろ子供が欲しいけれど、何を参考に勉強すればいいのか…。
育児の合間に、サクッと読めて共感出来る漫画が知りたい。
このような皆様の参考になりますと幸いです。
オススメの前に…
今回ご紹介する作品の中にはない、鈴ノ木ユウさん作の「コウノドリ」
この作品は、これらのテーマにおいては既に殿堂入りしているといっても過言ではないため、
今回は除外しております。(chanmiの個人的見解ですが…)
本当に素晴らしい作品であり、私自身、全巻購入いたしました。
ドラマ化も最高でしたね。綾野剛さん、星野源さん推しにはたまらない作品です。まだ、読んでいない方はぜひ読んでみてください!!
そして、コウノドリを含め、今からご紹介する作品は全て「コミックシーモア」内で読む事が出来ます。
コミックシーモアとは、
- 140万冊以上!豊富なラインナップ!
- 無料・SALEいっぱいでお得!
- 15年以上続いていて安心・安全!
といった素晴らしいサイトとなっております。(引用:コミックシーモア)
さらに、「本棚アプリ」を使えば、オフラインでもサクサク読めますし、
「試し読み」は無料である作品が多いため、試しに読んで気に入ったものがあれば、ぜひフルで読んで見てくださいね。
妊活編
まずは、「妊活編」です。
- これから子供が欲しいとお考えの方
- すでに妊活に取り組んでおられる方
このような方々には、特に参考になる部分が多い作品であると思います。
「子供を授かる」という事はいくら努力を重ねても叶えられない場合があり、
もどかしさや不条理さを感じると共に、改めて奇跡的な事であると感じさせてくれる「2作品」となっております。
構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない/作:目野 真琴
まるで峰不〇子! 検査のために試験管を胸に挟んで運んだり、医者に夫婦の営みの日付を決められたり…。効率を追い求めるあまり一番大事な心が置いてけぼり。高額な医療費をかけていないと妊活・不妊治療って認めてもらえない世間の空気の中で世に放たれる、妊活をめぐる夫婦の戸惑いと笑いのほのぼのコミックエッセイ!
「子供は欲しいけれど…。つい焦ってしまい、夫婦の足並みが中々揃わない。」
「辛い検査も治療の継続も、報われるとは限らない。」
そんなもどかしさを感じさせてくれる作品だと感じました。
1巻完結であり、不妊治療の始め方を簡単に知りたいといった方にもオススメです。
こういった妊活漫画は、夫婦がギスギスしがちですが、
今回の夫婦は割とゆるーく頑張っていたことが、最後の結末に結びついたのだと思いました。
不妊男子/作:玄黄武
愛する妻、可愛い猫、仕事は出世街道を快走中!順風満帆な人生を送っていた男に、
こんなはずじゃなかった未来が訪れる。だから男は”現実”に全力で抗う、愛する妻と共に。
次の未来は絶対に変えられると信じて—-これは”壮絶な希望”の物語。
こちらの作品では男性側に不妊の原因があるという展開にて、話が進んでいきます。
妊娠にはタイムリミットがある事を真剣に捉えていないマサカズに腹が立つ場面も。
しかし、相手が子供を望んでいると知りながら、
「でも原因は自分にある」
という複雑な登場人物の心情を描いていて、どうにか子供を手に入れようと奮闘する夫マサカズの様子がありのままで描かれています。
不器用ながらも懸命なマサカズを応援したくなります。
現在、4巻までしか発売されておらず、2人の今後が気になる部分ではありますが、絵が結構写実的であり、よりリアルさを増す作品になっていると感じます。
妊娠・出産編
次は、「妊娠・出産編」です。
私自身、ぽにょすけが初めての妊娠であったため、事前情報や体験談を得るために、夜な夜なたくさんの作品を読み漁っておりました。
多くの作品を読んでいて感じたのが、誰一人として同じ妊娠経過は辿らないし、出産時の様子も様々であるということです。
そんな中でも自分と同じような状況にある作品には、ひときわ思い入れがありましたね。
では、お気に入りの作品を「4つ」ご紹介していきたいと思います。
子宮の中の人たち リアルタイム妊娠まんが/作:EMI
面白いのに泣けてくる。命の誕生って神秘的! 子宮の中ではこんなことが起こっていた――!? 月間1000万PV超! 妊娠中の体の中の様子をブログに描いてネット上で話題を読んでいる漫画「子宮の中の人たち」が待望の書籍化。
つわりでしんどい時期に、思わず笑ってしまった作品です。
見た目ではあまり変化がない妊娠初期ですが、子宮の中では、こうして頑張って赤子を育て上げてくれているから、もう少し頑張ろうとかなり励みになりました。
「中の人」には本当に感謝でいっぱいです。
「受精~出産に至るまでの生理学」を学ぶ点でも、こちらの作品は分かりやすく大いに役に立つと思いました。
絵のラフさも個人的には好きですし、自分自身の妊娠週数と照らし合わせて読み進められる点がとても良かったです。
うつ妊!~私、妊娠しちゃダメですか?~/作:月ヶ瀬 ゆりの
うつ病だけど赤子が欲しい!! 『うつ病』×『妊娠』の道のりを綴ったリアルエッセイ!! 抗鬱剤飲んでいるのに、妊娠して大丈夫!? 薬と授乳の関係は!? うつ病と闘いながら、妊娠・出産した著者の赤裸々な体験がここに!!
精神疾患を抱えながらの妊娠、出産はかなりしんどいのだろうなぁと思い、手に取った一冊。
うつ病と共に妊娠・出産を乗り越えようとしている方の大きな励みになると思いました。
服薬管理、大事ですね。
そして、意外と豪快な産婦人科の先生の登場に、出産の恐怖が少し軽減した作品です(笑)
君に会えたらなんて言おう/作:ねむようこ
キリと夫のむっちゃんは、結婚して数年の仲良し30代夫婦。
子供を作るならそろそろ急がなきゃいけない年頃なのはわかってる。
けれど、後戻りできない一歩を踏み出すのがこわい…。
キリは周りのおめでたい報せを聞く度に少しずつ消耗していくが、
夫のむっちゃんはどこか他人事のようで…?
そして突入した初めての妊娠は、知らないことの連続だった――!悩める未産の女性たちへ。妊娠中のあなたへ。妊娠を懐かしむママたちへ。そして、男性たちへ。すべての人に届けたい、初めての妊娠・出産ストーリー。
とにかく、イラストが可愛い!!
そして、挿絵の色使いも淡くて繊細な作品です。
妊娠・出産はやはり女性が主体であり、男性は置いて行かれがち。
この作品を読んで、女性側がどのように考え、感じているかをぜひ多くの方に理解してもらいたいと思いました。
特に、夫に読んでほしい!
つわりが怖くて2人目に踏み切れない話/作:松本 ぽんかん
「もう、妊娠やめたい…」初めての妊娠が判明した当日から始まったつわりは、想像を絶するつらさだった…。日中目を開くことすら困難になるほどの妊娠悪阻をメインに妊娠から出産までを描いた妊娠コミックエッセイ!
つわりで苦しんでおられる方、必読です!!
私自身も「食べづわり」や「吐きづわり」、「臭いづわり」などがありましたが、それとは比にならない程にしんどそうな作者のぽんかんさん。
つわりが終わったかと思えば、新たな身体の不調が出現して…と、妊娠期間のあるある満載でした。
そして、ギャグ要素も多く、読みやすい。
前々からインスタで拝見しており、何度も読んでいた事もあり、これはもう書籍として購入するべきだと今に至ります。
出産以降の入院期間~育児編である、「ポンコツぽんかん育児録」も同時期に出版されており、こちらもオススメです。(育児編でご紹介しますね。)
育児編
最後は、「育児編」です。
育児編に関しては、子供に関するテーマはもちろんなのですが、
- 育児を取り巻く環境
- 夫との関係性 など
たくさん焦点を当てる部分があり、とても興味深い内容となっております。
その中でも、選りすぐりの「4作品」をご紹介させて頂きます。
母親だから当たり前?フツウの母親ってなんですか/作:龍 たまこ
平凡だけど幸せな日々…の、はずだった。
どこにでもいそうなフツウの主婦・あかりは、夫・平太の義両親と敷地内同居をすることになる。ところが、「母親だったらそれくらい当たり前でしょ?」「妻ならこうするものだ」
と、義両親や世間から目に見えない圧を感じ、苦しめられる。令和になってもこびりつく昭和の価値観。子育てに夫のサポート、仕事との両立…女の幸せはどこに!?
「母親」「父親」「女」「男」…
色々なものに無意識に縛られて生きている私たちですが、自分自身ありのまま、楽に生きてもいいかもと思わせてくれる作品です。
後半の登場人物たちの心情の変化に、ホロリと泣いてしまう場面も。
人生のライフステージに合わせて、新たな役割が出来たとしても「自分」というものを大切にして生きていこうと思いました。
親になったの私だけ⁉/絵:ゆむい 作:耳たぶ吸ってたも~れ
夫は保育士、妻はソーシャルワーカー(社会福祉士)。 夫婦でそれぞれ家事をこなし、子育ても仕事もうまく回す、平和な日々…だが、ここに至るまでに何年にも及ぶ、壮絶な夫婦のバトルが繰り広げられたのであった。
「妊娠〜仕事復帰」に至るまで、変化を強いられるのはいつも女性ばかり。
- 何一つ生活スタイルが変わらない夫
- 自分自身が社会から置いていかれる感覚 など
とにかく作中には、たくさん共感させられる場面が出てきます。
「人を変えるのって難しいなぁ」と思わず嘆いてしまう作品です。
子供の急な体調不良等で保育園から当たり前のように母親が呼び出され、そこに対して夫は感謝もしない。
我が家でもあるあるです。
もっと労えーーー!!
ポンコツぽんかん育児録/作:松本 ぽんかん
トラウマ級のつわりに続き、産後も「そんなん聞いてないー!」の連続だった!?新米母のポンコツぶりが共感を呼ぶ、涙と笑い。
妊娠期間は超絶過酷だったけれどいざ出産したら……?
あの壮絶なつわりに比べたら子育ては楽勝?
あまり語られることの無い、「出産~入院期間」の話。
ここの部分も丁寧に書かれており、思わず「分かるー!!!」と声に出してしまったほど、共感が出来る部分がありました。
入院中は、とにかく軍隊の様な生活であり、食事だけが唯一の楽しみでした。
「育児編」においても、第一子ならではの緊張感がありながら、たくましく子育てをされるぽんかんさんの様子が描かれており、とても面白く読ませて頂きました。
子育てをしていく中での失敗談も赤裸々に描かれているため、「私だけじゃなかった!」と励みになる場面も多いです。
リエゾン ーこどものこころ診療所ー/作:ヨンチャン、竹村優作
日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人。そして、子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちがいる。児童精神科医は、そんな親と子に向き合い続ける。現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸!
作業療法士である上司がオススメしていた作品です。
職場に置いてあり、とても面白かったため、個人用にも全巻購入しました。
作中に出てくる、お子さんの表情にも注目です!
現在、17巻まで出版されており、かなりの大作なのですが、絵のタッチが柔らかく、登場人物の心情も丁寧に描かれていて、とても好きな作品の1つです。
個人的には、作風含め、鈴ノ木ユウさん作の「コウノドリ」によく似ている作品だと感じました。
発達障害に対する専門的な知識も多く、勉強にもなりましたし、対象者の方や保護者の方との関わり方の参考にもなりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まだまだ、ご紹介したい作品はたくさんあるのですが、今回は泣く泣く10作品に厳選をしてご紹介をさせて頂きました。
たくさんの作品を読む事で、不安や悩みが解消されたり、勇気づけられる方が少しでも増えると嬉しい限りです。
気になる作品が見つかった方は、ぜひ読んでみてくださいね。
コメント